悪と不浄とくるしみと病とは、
惡、不淨、痛苦、疾病,
神のつくり給いしものにあらざれば、
都不是神所創造的東西,
ただ汝らの『念』の妄ぞうせる幻に過ぎざるなり。
只是你們的『念』所妄想的幻影而已。
汝らやみを見て、
你們如果看到黑暗,
やみを実在すと信ずること勿れ。
則不要相信黑暗是實在。
やみは唯これ光の非在に過ぎず。
黑暗只是「光明不在」而已。
悪と不浄とくるしみと病とは
惡、不淨、痛苦、疾病,
ただ神の創造の無をあらわす。
只是顯現神所創造之無而已。
神の創造なければ
如果沒有神的創造,
其処に実在なし、
則那裏就沒有實在,
実在の『無』――これを称して悪と云い不浄と
實在之『無』──這稱為惡,稱為不淨,
云いくるしみと云い病と云う。
稱為痛苦,稱為疾病。
されば汝らの何の故に実在にあらざるくるしみをおそるるや、
然而你們為何害怕不是實在的痛苦呢?
何の故に実在にあらざる病をおそるるや、
為何害怕不是實在的疾病呢?
やみの中にいて恐怖すれば
如果在黑暗中感到恐怖,
枯尾花も幽霊の姿を現ず。
枯萎的芒花也會顯現出幽靈的樣子。
斯くの如くこころのやみの中にいて病を恐怖すれば
如此,心若在黑暗中害怕疾病,
非在の病も実在の如き姿をもって現れん。
不存在的疾病也會顯現出像實在一樣的狀態。
されど病は実在に非ずして
然而,疾病並不是實在,
ただ恐怖のかげに過ぎず。
不過是恐怖心的反映而已。
心のやみの中に光射し来りて
在心的黑暗之中,當光照射進來,
汝らの恐怖心きゆるとき
而你們的恐怖心消滅的時候,
病はおのずから自消自滅して本来の『無』をあらわさん。
疾病就會自消自滅,而顯露出本來的『無』。
されば汝ら、
因此你們,
心の中に常に円満完全清浄なる実在のすがたを描けよ。
要經常在心中描繪圓滿完全清淨的實在之相。
常に円満完全無病なる神の子のすがたを描けよ。
要經常描繪圓滿完全無病的神子之相。
人は神の子にして其の他の何者にもあらざるなり。
人是神子,不是其他任何的東西。